皆様〜

お元気でいらっしゃる?
しらさぎじゃ

食べ物がおいしい季節になってきて、毎日が”ハッピー”

なわらわなのじゃが、実は先日、じいに秘密で“焼き芋”を食べようと思って。侍女の小町に言って”焼き芋”を作ってもらったら、何故か、そんな時に限ってじいが部屋へやって来て。急いで、”芋”を隠したら、後でどこに隠したか分からなくなってしまった。

今も、どこに隠したのか分からず・・・・

あぁ、じいに見つかったら、どうしよう・・・。
すたすたすた・・・(衣ズレの音)
じい:「ひめさま〜。お邪魔いたしまする。じいでござる。」
ひめ:「どういたしたのじゃ?じい。そんな怖い顔をして。眉毛が、逆”ハ”の字になっておるぞよ。は、は、は。

」
じい:「・・・・

いつもの顔でござるが・・・ところで姫様、これに見覚えはありませぬか?」
ひめ:「んっ?なんじゃ、それは・・・?なんだか、黒っぽくて、かた〜い様じゃが・・・。楕円のような形じゃな。う〜ん、なんじゃろ?」
じい:「・・・・・。ひめさま。姫様は、じいが殿様にもらった、大事な大事な”壺”をご存じであられると思うのじゃが・・。」
ひめ:「あぁ、お父上にもらった”壺”じゃな。知っておるぞよ。父上が、全国陶器市で買った“壺”じゃな。

いつもじいが、毎朝大事そう〜に、拭いておるヤツであろう。それが、どうしたのじゃ?」
じい:「今朝、いつもの様に壺を拭いていると、中からこのようなものが出てきたのじゃ。触ると、少しばかり柔らかく、しかし、表面は、かたい。これは、食べ物だと思うのじゃが・・・。

」
ひめ:「食べ物・・・?やわらかい・・・?はて?・・・。わらわには、何の・・・こ・・と・・か・・

あっ〜

もしかして・・”焼き芋”

」
じい:「やはり姫様であった・・・

もしかして

と、思ったのじゃが。ひめさま。日頃から言っておりまするが、”間食”をしてはいけませぬ。虫歯になりまするぞ!!」
ひめ:「・・・・

すまぬ。じい。どうしても“お芋”が食べたかったのじゃ・・・。反省しておる・・。すまぬ・・・。

」
じい:「姫さまが、反省なさるとは・・・・。めずらしい・・。心から悪かったと、感じておられるのであろう・・・。確かに、お芋がおいしい季節であるから、食べたくなられたのであろう・・・」
ひめ:「そうじゃ、そうじゃ。

”お芋”がほくほくおいしい甘くておいしい季節だし。なっ、じい

大目に見てたもー」
じい:「・・・・・そういう事にしておきましょうか・・」

姫路菓子まつり2009

日時:10月31日〜11月4日 午前10時〜午後5時
場所:イーグレひめじ、大手前公園
内容:工芸菓子の展示や、お菓子の販売「姫路菓子博2008」で好評を博した「姫路城白鷺の夢」も展示
お問合せ:産業・港湾振興課

079-221-2522